マイホーム建築は決めることや打ち合わせがたくさんあり、たいへん忙しい期間となりますが住まいが完成した時は、大変感動的なものとなるでしょう。
ところがそんな夢のマイホーム建設後に、雨漏り被害にあってしまうと辛いですよね。
雨漏りは住まいを台無しにしてしまいかねない重大な問題ですので、未然に防ぐことが大切です。
そこで今回は、施行中にチェックすべきポイントをお伝えします。
まず、足場から防水シートが破れていないか確認します。
まれに足場の防水シートがやぶれている時がありますがこれは大きな問題です。
住まいの建築には長い期間がかかりますので、建築期間中に雨が降ってしまうのはある程度仕方がないことなのですが、この雨から無防備な状態のマイホームを守ってくれるのが防水シートです。
建築期間中に雨から建物を守るためにもしっかりと丈夫な防水シートで守られているかどうかを確認しましょう。
小さなことですがこうしたチェックが雨漏りから住まいを守ってくれるのです。
さらに配管周りの施工が雑くないか確認することも重要なポイントです。
配管する際に防水シートを切り抜く必要があるのですが、その付近の止水処理ができていない業者は、手抜き工事をしている可能性があります。
配管の際に防水シートを切り抜いていないことがわかったらすぐに現場の工事責任者に連絡することが大切です。
例え大手ハウスメーカーに住まいの建築を依頼したとしても、実際に現場で工事をするのは下請けの工務店という可能性があります。
ブランドに左右されずに現場での管理や工事方法を自分の目でしっかりチェックして、足りないところがあればすぐに工事責任者と相談することが雨漏りやトラブルのないマイホーム作りのポイントとなります。
建て主は建築の知識がない場合が多いので、心配な場合には建築家や施工チェックの専門家に工事に立ち会ってもらい、ずさんな管理や手抜き工事がないか第三者の目で見てもらうことも、夢のマイホーム建築には大切なことだと言えます。