注文住宅を購入する予定の方にとってのポイントの1つが、どのように資金計画を立てていけばいいのかという点です。人生で一番大きな買い物になる可能性が高いものだからこそ、計画を立てて買うことが大切です。ですが計画の立て方がわからずに、お金の問題で後から困ったことになる方も多いのです。
資金計画で困らないためのポイントの1つが、最初にどのくらいのお金が必要なのか目安を考えていくという点です。土地の場所や家の広さによって金額は異なるので、最初は目安となる価格について考えていくようにしましょう。ある程度の目安が見えてきたら、現在に自分たちのお金の状況を整理していくことになります。
注文住宅を買うといっても、現金で一括購入する方はほとんどいません。多くの方はローンを組んで返済をしながら生活をしていきます。そして全額をローンにするのではなく、自己資金の中から頭金を払うのが一般的です。頭金の目安は購入金額の2割ほどですが、状況に応じて変更することは可能です。また現在の貯蓄の全額を頭金にすると、その後の引越し資金が無くなる可能性もあるので注意しましょう。
頭金などの条件が決まったら、住宅ローンでどのくらいの金額が借りられるのか考えていくことになります。現在の収入や借入条件に応じて、人によってローンで借りられる金額は異なります。このとき借入可能金額のギリギリまで借りて、注文住宅を購入しようと考える方もいます。ですが借りたものは返すことになるので、無理なく返済できるのかという視点からローンの利用を考えていくことが大切です。
初めての注文住宅の購入であれば、資金計画の立て方で迷ってしまうのは当たり前のことです。迷ったときには、自分たちだけで悩まずに誰かに相談するのも1つの手です。銀行の担当者などに相談に乗ってもらうこともできますが、注文住宅で利用したい業者に話を聞いてもらうことも可能です。普段から家作り関わっている業者であれば、より良い形のアドバイスがしてもらえる可能性が高いのです。自分たちにあった資金計画を立てるためにも、相談できる相手は積極的に活用しましょう。