寒さや暑さも気にならない注文住宅を建てたくても、どの素材を選べばいいのか分からない方々のために、断熱性に優れるものをいくつかご紹介します。
近年注目されているのはセルロースファイバーというもので、新聞紙などをリサイクルした天然繊維で作られているのが特徴です。
暑さや寒さを室内に通しにくいだけでなく、リサイクルで作られているエコロジー資源という点も注目されています。
セルロースファイバーには湿気を吸収する効果もあり、部屋の湿度の高さに悩まされるのが嫌な方々にも最適です。
結露やカビに悩まされない、素敵な注文住宅を作りたいと考えている人には、セルロースファイバーをおすすめします。
防火性能も優れているので、火災に強い住宅を作り上げたい時にも便利です。
ガラス繊維で作られた綿状の素材のグラスウールも、断熱性が優れているので注文住宅との相性が良くて、現在では多くの住宅で使用されています。
ハウスメーカーもグラスウールの扱いに慣れているので、寒さや暑さに耐えるためにグラスウールを使えばいいのか熟知しているのも、住宅の素材として最適だと言われる理由です。
施工だけでなく輸送も簡単なので、コストを抑えたい時にも役立ちますし、耐久性でも優れています。
岩を原材料として使っているロックウールは鉱物繊維で、特に熱に強いために火災対策を意識した注文住宅を建てたい時に最適です。
ロックウールは外張り断熱に使われる事が多く、寒さや暑さに悩まされるのが悩まされない住宅作りに役立ちます。
1500度以上の溶鉱炉で鉱物を加熱しつつ、遠心力などで繊維状に加工しているのがロックウールの特徴です。
自分の住宅の機能性を高めるために、どの素材を使用するのか専門家の意見も求めて、安全に暮らせる住宅を作り上げてください。
熱に強くて燃えにくいだけでなく、結露対策なども意識して素材を選んだ方が、快適に暮らせる住宅を作りやすくなります。
コストを下げつつ住宅の断熱性を高めるためにも、断熱材の選び方にこだわりを持って、見積もりを何度か繰り返しながら使用する断熱材を決めてください。