日本では注文住宅を依頼する際、住宅ローンを組む方が多い傾向にあります。
そこで今回は、住宅ローンを組む流れと、金利の違いについてご紹介したいと思います。
□注文住宅の住宅ローンを組む流れについてご紹介!
住宅ローンは高額な融資なので、原則として建物の完成後、登記してから、本審査を経ることで融資が開始します。
新築住宅は、土地購入時ではなく建物の完成後、売主から住居が引き渡される際に金融機関から住宅ローンが融資されます。
資金の流れは、引き渡し日に金融機関から融資額が入金され、オーナーさんから間接的に、又は金融機関から直接的に売主に住宅の購入資金が支払われます。
その後オーナーさん又は金融機関に住宅ローンを支払うという仕組みです。
ただし、住宅の売買を契約する際に支払う契約手付金や着工金、中間金といった資金を支払うタイミングが何回かあります。
この事前資金の準備が難しい方は、つなぎ融資をご利用いただけますが、手続きが複雑になるので、あらかじめ準備してからの住居購入をオススメします。
□固定金利と変動金利どっちが良いの?
*固定金利
固定金利は金利が返済完了まで一律なので、返済年数が長い方にオススメの金利です。
金利が上昇傾向になろうとも適用金利が変わらないので返済総額が計算可能になり、返済計画の見通しがつきやすいというメリットがあります。
開始当時の金利は変動金利より高くなり、金利が下がる経済情勢でも適用金利が下がらないのはデメリットになります。
*変動金利
変動金利は、開始当時の金利が固定金利より安いので、返済年数が短く済む方にオススメの金利です。
変動する頻度は適用金利が半年おき、返済額が5年おきです。
繰り上げ返済の手数料は固定金利と比べて安いのでお得といえます。
しかし、経済情勢によって金利は変化するので返済計画や返済総額が推定しずらいのがデメリットです。
□まとめ
以上、住宅ローンを組む流れと、固定金利、変動金利の違いについてご紹介しました。
つなぎ融資を組むか、頭金の割合や金利の種類をどうするかによって返済総額や返済年数が変わるので、事前調査をしてみてくださいね。