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木造住宅との相性抜群!?畳の魅力とは 2017年06月1日

畳の魅力は、イ草の湿気を吸収する効果により、快適な空間を創り出すことで引き出される特徴があります。
日本の夏は高温多湿になるために、湿気を吸収する性質があることは、気候に見事に順応した形になっていることを意味しています。
蒸し暑さを発散させることは、エアコンなどの冷房がなかった時代では非常に役立つものでした。

現在では自然や環境に優しい機能としても注目が集まり、その良さは見直されています。
夏には余計な湿気を吸収してくれますが、冬の時期には真逆の機能を発揮するのも畳の魅力の一つです。
この機能は木造住宅の木材と同様で、冬には湿気を室内へと放出して、湿度を適切に保つ機能を発揮します。

これは調湿機能と呼ばれるもので、空調が行う機能を畳が自然に行ってくれることを意味しています。
木造住宅の中に畳を設置すると、空っ風が吹き荒れる冬には極端な乾燥を防ぐことが容易になるわけです。
畳のイ草には清々しい芳香があり、森林浴効果があることも魅力の一つになっています。

このような特性があるため、都会にある木造住宅に畳を設置すれば、山々に囲まれている住宅と同様な室内環境を作り出すことも可能になります。
この芳香は夏には涼しさも演出してくれるため、畳の調湿機能と融合する形で、快適な環境を作ることができます。
畳の表面には若干の弾力があり、十分な厚みもあるおかげで、音を吸収する防音効果があることも特徴になっています。

子供が元気に歩き回る場合でも、畳のクッション機能のおかげで音は遮断されて、家全体に響き渡ることがなくなります。
こうした特性はマンションなどの集合住宅で発揮されますが、木造住宅の場合でも同様な機能を発揮しますから、茶室などの静寂が必要な空間でも重宝されています。

畳の魅力は複合的ですが、木造住宅の木材と同様に自然素材らしい魅力は共通しています。
張り替えを繰り返して使えるために、経済的でありながらも環境に優しい性質も備えています。


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