日本で建てられている住居は大きく分けて3種類あります。
*鉄を使用する鉄骨造住宅
*柔軟性のある鉄筋を圧縮力の高いコンクリートで固めたものを使用する鉄筋コンクリート構造住宅
*建材に木を使用する木造住宅
どの構造が良いのか悩んでしまいますよね。
注文住宅を購入する際におすすめなのは、木造住宅です。
その理由を、3つの構造の違いを説明しながら解説します。
□鉄骨造住宅と鉄筋コンクリート造住宅
この二つの構造の住宅はどちらも耐震性に優れています。
特に、鉄筋コンクリート造住宅は防音性に優れているだけでなく、火災にも強いです。
さらに、鉄筋はある程度自由に曲げることができるので、内装や外装のデザインの自由度は非常に高いです。
しかし、どちらにも共通して言えるデメリットがあります。
通気性があまり優れていないので、結露やカビが発生しやすいのです。
また、使用する建材は重く、地盤の補強が必要な場合があります。
□木造住宅
他の構造に比べ、耐震性には優れておらず、火災にも強くありません。
しかし、建材に木を使用することにはたくさんのメリットがあります。
*坪当たりの単価が他の構造に比べて安価です。
*天然の素材を使用しているので、化学物質が少なく健康的です。
*木材は吸湿性のある素材なので、水分を吸収し、結露やカビの発生を防ぎます。
*鉄筋コンクリート造住宅ほどではありませんが、内装や外装、間取りの設計の自由度が高いです。
*科学的に証明されていることで、天然素材である木材には人をリラックスさせる効果があります。
木造住宅は日本に建てられている住居の半数以上を占めています。
その背景には、天然素材で体に優しい、自由に設計できる、予算を安く抑えられるというメリットがあります。
また、化学物質が少ないので、ペットやお子様がおられるご家庭でも安心して生活することができます。
注文住宅の購入を検討している方には、天然素材を使用した木造住宅がおすすめです。