日本には四季があり、梅雨など湿気が高い季節もあるため、虫が発育生育しやすい環境になります。
大きな虫はもちろんですが、小さな虫も見ているだけで気持ち悪くなってしまうことがあります。
家に発生する虫として、蚊や蜘蛛、蟻、ごきぶりなど身近に存在しやすい虫は多いですが、見た目は気持ち悪いけれど大きな被害はありません。
家に被害をもたらす虫の1つがシロアリで、シロアリがゴキブリの仲間で雑食性のため、大量繁殖すると家の柱を食いちぎったりするなど深刻な被害をもたらす場合があります。
そしてシロアリ以外にも注意をしなければならないのが、ダニです。
ダニは布団などの衣類やペットの毛に発生しやすいため身近な存在であり、それほど深刻な被害をもたらすイメージはありません。
しかし実はダニは、アレルギーを引き起こす危険性があることがわかっています。
アレルギー疾患の大半が、ダニによるものだということがわかっており、アレルギーだけでなく刺されることによってネズミから感染症を媒介する恐れもあります。
そのためダニを軽く考えずに、しっかり害虫だという認識を持って予防と対策をとる必要があります。
ダニには様々な種類のものがありますが、それぞれ対策をとることによって発生を抑えることができます。
絨毯や家具などの隙間に潜んでいるダニについては、こまめに掃除をし、ダニのえさとなるものを除去することによって発生数を減らすことが可能です。
こまめに掃除をしてホコリを室内にため込まないようにし、カーペットやクッションなどは太陽に干すようにします。
また、梅雨時期や秋口はダニが発生しやすい時期になるため、ダニの好む湿度や温度を避けるように調節をしたり、ダニが好む食べ物を空気に触れさせないようにして保管することが必要です。
ダニは生きていると人を刺すので痛みや痒みを発生させますし、ダニは死んでからも細かい粉上になって空気中を漂うためアレルギーを発生させる原因になりますから、こまめな掃除が欠かせません。