家を作るということは、人の人生において最も大きな買い物であり、最も大きなプロジェクトではないでしょうか?
今後の人生の大部分を過ごすことになるであろう家なので、後悔や失敗はしたくないですよね。しかし、家を作るとなったとき、何から始めていいのか分からない方は多いはずです。ということで、今回は家を作る前にすべきことについてお話ししようと思います。
まず何から始めていいのか分からないという方には、どのような家にしたいのかという「構想」を考えてみることをおススメします。つまり、注文住宅のコンセプトを考えるということです。
多くの方が考えるのは「住みやすい一般的な家」というものです。しかし、これはあまりにも漠然としています。「住みやすい」とは何か、「一般的」とは何かを考えてみましょう。これらは、人によって異なってきます。
例えば、広い空間があるところを住みやすいと考える人もいれば、コンパクトであまり動かずに済む空間を住みやすいと感じる人もいます。それらは、あなたのライフスタイルや価値観によります。また、あなただけでなく、家族構成がどうなっているのかによっても見るべきポイントは変わってくるでしょう。子どもの人数は何人か、ペットがいるかどうか、また自分以外のライフスタイルはどうなのか、と挙げていけば想像以上に気にすべきポイントは多いのです。
おススメの方法としては、まずは抽象的なところから始めてみることです。
「住みやすいって何だろう」「心地よい空間って何だろう」
そのような視点から具体化していくと、自分たちの考える理想の家の構想・コンセプトといったものが明確になっていくはずです。また、このときにすべての理想を取り入れることはできないので、取り入れるべきところとそうでないところが分かるように、優先順位をつけるようにしましょう。
いかがでしたか?
注文住宅を作っていく前に構想を考えておくことは、家づくりに失敗しないためにも重要なことです。ぜひ実践してみて下さい。