毎日家具のホコリをぬぐって、床に隅々まで掃除機をかけて清潔にしているはずなのに、部屋の隅をカサカサと素早く動き回る黒光りした害虫を見つけて恐慌状態に陥ったことがある人もいるでしょう。
どこからともなく現れることに加え、そのビジュアルのおぞましさで嫌われ者のゴキブリですが、掃除をして綺麗にしているつもりだけでは自宅からゴキブリを駆逐する効果はありません。
気を付けるべき点はいくつもありますが、うっかりとやりがちなことがゴキブリを招き寄せる大きな原因となります。
その中でもビールの残りがある缶を放置しない・屋内に段ボールを置かない・コンロ廻りの油汚れを放置しないことを徹底すると、ゴキブリが自宅に入ってくることを防ぐ確率が高くなります。
ゴキブリはゴミや髪の毛・石鹸などなんでも食べてしまう生き物です。
ビールの残りなどは強い匂いを発し発酵すると非常においしくゴキブリを呼び寄せる格好のエサとなってしまうので、水で綺麗にすすいでから缶を捨てましょう。
通販などで家に届き、捨てるのが面倒でついつい溜めがちな段ボールは格好の住処になります。
段ボールは構造的に暖かいので、気づいたらうじゃうじゃと増えていたなどということになりかねません。
成虫を退治したとしても段ボールに卵が産みつけられていた場合は、部屋中に小さなゴキブリがあふれかえるという悪夢のような状態になるのでこまめに処分しましょう。
毎日料理をすると、どうしてもコンロ廻りに食材のカスや油汚れが飛び散って汚れてしまいます。
すぐに拭き掃除ができる場所は清潔を保てますが、ちょっとした壁との隙間や裏側などの掃除をしにくい場所にはそういった汚れが蓄積し、ドロドロの状態となって簡単には取り除けません。
また、脂っこいのでゴキブリの大好物となってしまいます。
コンロ台にシートを敷いて定期的に交換したり、ホームセンターなどに売っているコンロのガードなどを利用して飛び散ることを防止しましょう。